BETA CAE Systems
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December 27, 2021

BETA CAE Systems announces the release of the v22.1.0 of its software suite


ANSA/EPILYSIS/META/CAD data translator v22.1.0のダウンロードはこちら



ansa meta image


Contents

Enhancements and known issues resolved in KOMVOS
Enhancements and known issues resolved in ANSA
Enhancements and known issues resolved in EPILYSIS
Enhancements and known issues resolved in META
CAD data translator
Recommended GPU (OpenCL Support) requirements
Virtual Machine Environment


 

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Enhancements and known issues resolved in KOMVOS

Evolutionary upgrade with KOMVOS

KOMVOSの機能リストとライセンスの大幅な見直しを行い、「Subsystem Build」と「Load Case Composer」プロセス(以前はスクリプト拡張機能として提供)を標準機能としてパッケージングしています。

一般的な機能としては、メインツールバーとデータベースワークスペースを刷新し、主要なワークスペースへのアクセスやデータのブラウジングを容易にしました。これらの機能は、データツリーフォーカスと合わせて、特定のシミュレーションデータを分離するためのフィルターに代わる便利な機能として利用できます。

結果の閲覧については、METAのコンセプトに基づき、ASAM ODSに準拠したテスト結果サーバーに直接接続し、測定データを閲覧することができるようになりました。

さらに、今回の KOMVOS v22.1.0 ではSPDRM に直接接続できるようになったことが大きな特徴です。これにより、SPDRM プロセステンプレートのブラウジングと実行、およびすべてのプロセスの進捗状況の監視が可能になり、SPDRM Generic および DM Item 固有のスクリプトアクションと組み合わせた情報タブで、より多くのSPDRM データビューを提供します。

最後に、KOMVOS の機械学習では、2D および 3D 結果の学習と予測、そしてインクリメンタル学習における機能が強化され、3D 結果による設計変数ベースのPredictorを革新的なインクリメンタル学習メソッドを使用し、更新することができるようになりました。

 

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Enhancements and known issues resolved in ANSA

Elevating User Experience in ANSA

モデル構築の核となる部分で数多くの便利な機能を充実させました。具体的には、トランスフォームやリナンバが行われたベースモジュールはシミュレーションモデルとロードケースで再利用され、新しいビルドアクションでは、ロードケースヘッダーが出力前に FE-representationを生成することができるようになりました。さらに、BETA製品統合コンセプトに基づき、ユーザーはMETAまたはKOMVOSのDM Browserから直接NextIterationのビルドを開始することができるようになりました。

Isogeometric Analysis(IGA)向けにいくつかの機能拡張が行われました。サーフェスだけでなく、Ortho Boxを利用したモーフィングを行えるようになり、Bezier抽出によるスムーススプラインのサポートによって、IGA のワークフローが高度化されました。

衝突・安全の分野では、EuroNCAPプロトコル(例えば現行バージョンではv9.0)を継続的にサポートしているほか、シートベルトツールがアップグレードされ、より簡単に3Dスリップリングリングとバックルを通過するシートベルトを作成できるようになりました。

NVH分野において新しいツールや機能を導入しています。代表的なものとして、新しいコネクタタイプ「Hydro Mount」は液封マウントのモデリングの複雑さを最小化、NVH Consoleには「Gauge Optimization」を導入し、簡便なインターフェースを用いてSOL200 Ready-to-Runソルバーファイルを作成することができます。

最適化については、新しいDOEアルゴリズムに準拠したこの分野の新しいオプションが新バージョンの最適化体験を向上させています。

バーチャルリアリティは、ANSAの中で常に進化を続けており、コラボレーションの側面ももちあわせています。最新の実装では、Morph boxのSlide操作や、ARでの物理オブジェクトを使ったシーンのリアルタイムな知覚・解釈を実現しています。

 

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Enhancements and known issues resolved in EPILYSIS

Accelerated Performance in EPILYSIS

MPI(Message Passing Interface)に対応したことにより、計算時間の大幅な短縮、大規模なHDF5のファイル出力や、多数のモードでのESE(要素歪エネルギ)、EKE(要素運動エネルギ)、DISPLACEMENT(節点変位)のData Recoveryを大幅に高速化しました。

 

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Enhancements and known issues resolved in META

Empowering META with a plethora of new features

シェル、ソリッド、ライン要素を組み合わせたモデルなど、様々なケースでのモデルハンドリングやアニメーションが高速化され、GPUのメモリ消費を抑えながら最大6.8倍のバフォーマンスの向上を実現しました(NVIDIA GPU)。

ANSAと同様に、VRとARの組み合わせでコラボレーションを実現し、音響解析などの分野ではCAEの計算結果や試験結果をもとに車室内のノイズを聞くことができます。

また、Grid/Panel/Modal Participation Analysisなど、新たなツールバーが追加され、What-Ifシナリオを実行してCAEによる設計改善の候補箇所を特定することができます。FRF AssemblyのHydro Mountコネクタや過渡応答のStress / Strain結果など、NVH分野に新たに追加された項目とあわせて、これらのツールバーはMETAにおけるNVH結果評価能力を向上させます。

新しい手法Opening Distortion Fingerprintを利用するツールバーでは、測定データ、ダイナミックFEシミュレーション、マルチボディダイナミクスシミュレーションから得たデータをシームレスに適用してボディ剛性の評価を進めることができ、大変便利です。

衝突・安全分野では、これまでのバージョンと同様にツールバーがハイライトとなっています。

Deployable Bonnet Systems Assessment ツールバーは、Euro NCAPに準拠した歩行者保護用Deployable Bonnet Systemを自動評価するための新しいツールです。FMVSS 226ツールバーではFMVSS 226 Ejection Mitigationの結果評価とレポート作成を行えます。

 

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CAD data translator

CAD-DATAトランスレーターでは下記のCADデータフォーマットをサポートしています。

-CATIA V5 (R7 - V5-6R2021(CATIA V5 R31)) [.CATPart],[.CATProduct]
 Tesselated data [.cgr]

-CATIA V6 (2011x - 2013x)) [.3Dxml]
-3DExperience (2014 - 2020x) [.3Dxml]
-NX (CT based, Unigraphics V11.0 - NX1957,NX CR 1980) [.prt]
-NX (UG Open based, NX9, NX10, NX11, NX12, NX1847, NX1872, NX1899, NX1953, NX1980) [.prt]
-Parasolid (all - 33) [.xmt_txt],[.xmt_bin],[.x_b],[.x_t]
-Pro/ENGINEER (from WF3 to WF5),
 PTC Creo Parametric 2.0 M140, PTC Creo Parametric 3.0 M020,
 PTC Creo Parametric 3.0 M030, PTC Creo Parametric 3.0 M040,
 PTC Creo Parametric 3.0 M090, PTC Creo Parametric 4.0 F000,
 PTC Creo Parametric 5.0 - 8.0
-SolidWorks (2007 - 2021) [.sldprt],[.sldasm]
-JT (v8.0 - v10.7) [.jt]
-Inventor (2010 - 2021) [.ipt],[.iam]
-CoreTechnologie [.ctp],[.cta]
-Rhino(up to v6) [.3dm]
-ACIS(R27) [.sat]

 

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Recommended GPU (OpenCL Support) requirements

ANSAおよびMETA(v14.x.x以降)をご利用頂くにあたり、下記GPU環境が推奨されます。

 GPU :NVIDIA、AMD
 OpenGL Version:3.3
 GPU memory :1GB
 OpenCL Version:1.2


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Virtual Machine Environment

-Virtual Machine環境でBETA CAE Systems S.A.のソフトウェア(例:ANSA/EPILYSIS/META/CAD data translator)を利用する場合、
 ソフトウェアを起動した本数分のライセンスが必要になります。


 

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株式会社 BETA CAE Systems Japan
〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜2-6-3
T: 045-478-3840 | Email: support@beta-cae.jp | http://www.beta-cae.jp

なお、ダウンロードの際のユーザーアカウント/パスワードは、弊社 Email: sales@beta-cae.jp までお問い合わせください。
恐れ入りますが、ご不明な場合は弊社 Email: sales@beta-cae.jp までお問い合わせください。


Release Announcement BETA CAE Systems suite v22.1.0