ANSAには標準でモーフィング機能も搭載されています。
何かおまけの機能の様に聞こえるかもしれませんが、ANSAのモーフィング機能は様々なコンペティターに打ち勝ってきた非常の強力なツールとなっています。
ANSAのモーフィング機能は大きく分けて以下の2つの機能グループが存在します。
BOXモーフィングを用いることで、完成されたCFDモデルをグローバルにもローカルにも形状変更可能です。
モーフィングBOXは並進、回転、左右対称リンクの定義が可能なため、複数の部位に対し一気に形状変更が可能です。
BOXを使用しないダイレクトモーフィングでは直接的に短時間で形状を変更することが可能です。
FREEで形状変更することも可能ですが、FITTING機能を用いると、INITIALとTARGETを指定することで、直接的に短時間で高精度に形状を変更することが可能です。
FITTING機能のINITIALとTARGETにはエッジだけではなく、面等を指定することができ、さらにそれらを組み合わせたモーフィングを実行できます。