BETA CAE Systems
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July 5, 2021

BETA CAE Systems announces the release of the v22.0.0 of its software suite


ANSA/EPILYSIS/META/CAD data translator v22.0.0のダウンロードはこちら



ansa meta image


Contents

Enhancements and known issues resolved in ANSA
Enhancements and known issues resolved in EPILYSIS
Enhancements and known issues resolved in META
Enhancements and known issues resolved in Machine Learning Training & Prediction
CAD data translator
Recommended GPU (OpenCL Support) requirements
Virtual Machine Environment


 

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Enhancements and known issues resolved in ANSA

Elevated User Experience in ANSA

ANSAのGUIが一新され、モデル操作(グラフィックエンティティの描画とハイライト)におけるユーザーエクスペリエンスとパフォーマンスが大幅に向上しました。例えば、エンティティにカーソルを合わせると、リアルタイムで情報が提供されます。また、ハイライト時に選択したエンティティの視認性が向上したほか、Deckモジュールのボタンが、基本の操作ステップや構造解析ツール、分野別のアクションに基づいて再編成されました。

さらに、メッシュのレイアウトを全面的に見直したことでインターフェースが大幅に改善され、目的のメッシュをすばやく簡単に作成できるようになったほか、機能のレイアウトを再編成することで生産性も向上しました。さらに、各メッシュタイプに特化した新しいメッシュツールセットの導入により、メッシングプロセス全体をさらに容易に進められるようになっており、要求の厳しいユーザーにもご満足いただけます。

このバージョンでは、Modular EnvironmentにChangeset Managementのための新機能が追加され、選択したDMオブジェクト間の完全なChangeset historyが表示されます。さらに、Multi-variantのSubsystemのトレーサビリティーにより、150%と100%のSubsystem variant間の関係を容易に追跡することができ、新たに導入されたResultsLogbookにより、DMブラウザでDMレポートを包括的かつ完全にカスタマイズして表示することができます。

これに加え、エアロダイナミクス分野に効果的なソリューションを提供するため、ボリュームメッシングでは、数十億の要素を持つメッシュの作成のほか、領域分割の新機能により、マルチコアでのテトラメッシュ作成が最大で3倍高速化されました。さらに、このバージョンでは、2D boxやelliptic smoothingなど、Hexablockの機能の強化や、ターボ機械向けのHexablockメッシングを行うテンプレート機能も実装されています。

ANSAの旧バージョンで導入されたエレクトロニクス分野向けのCADソリューションは、ダイナミックなウィザードの導入によりさらに充実したものとなり、基板や部品の詳細レベルに応じてインポートのステップをガイドし、複数のレベルで簡略化することが可能となりました。

Morphing & Optimization分野では、ロードしたFEモデルを2Dエンティティの修正にあわせて更新できるモデリング機能により、Cross sectionベースのモーフィングの基盤を固めています。また、Spotweldの線密度を維持することができるようになりました。インタラクティブなハンドラーを使って、引き伸ばす・曲げる・ねじる・テーパーをつけるなどの形状修正を直観的に進めることができます。

v22.0.0では、ANSA & METAのバーチャルリアリティに共通する新機能として、HoloLens 2を介し、デスクトップやVRユーザーと、ARのコラボレーションセッションに参加できるほか、オフラインでの音声認識機能が向上していることも見逃せません。

 

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Enhancements and known issues resolved in EPILYSIS

Optimization gains ground with EPILYSIS

SOL200のトポロジー最適化では、Dual casting 製造制約によるMiddle planeの自動調整や、SOL200 BETA-METHODの高速化によるDRESP2(FUNC=BETA)の制約スクリーニングの適用による大幅な高速化を達成しました。さらに、新しいMNF builderツールを利用すれば、直観的なウィザードを使って、構造のModal reduced representationを素早く作成し、ADAMSやKINETICSモジュールで活用できます。

 

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Enhancements and known issues resolved in META

Post-processing capabilities expantion with META

METAデータベースの認知と利用促進のために、METAデータベースに含まれる主要なソルバー結果から、派生結果を計算できるようになりました。さらに、METADBファイルから結果を読み出す際、非同期に読み出すことで、モデルのインタラクション(ビューの変更、エンティティの表示/非表示/検索、ロードされた状態の切り替えなど)が可能になりました。

NVH領域、特に周波数応答や過渡応答解析では、Modal ResponseやFRF Assembly Toolsで音源を加振源として使用できるようになっています。NVH ToolがPam-CrashとOptistructに対応したことで、この分野の機能の能力がさらに強化されました。Modal Response,Modal Model Builder, Modal/FRF Correlationではerfh5形式のPam-Crashの結果、h3d形式のOptistructの結果をサポートしています。そして、見逃してはならないのは、v22.0.0以降、Modal Responseで計算したFRFをMETADBに保存できることにより、複雑なランダムレスポンス解析が可能になった点です。

エアロダイナミクスの分野では、Zero-thickness wallの両側の結果を視覚化できます。同様に、Flow Pathsの分野では、粒子の流れに基づいてStreamlineを作成し、SPH粒子から視覚化が行われます。ターボ機械の分野では、IsoFunctionからアンローリングによって直接Surfaceを作成することができ、視認性も向上しています。

言うまでもありませんが、ユーザーの利便性を向上させるため、本ソフトウェアの様々な領域で絶えず数多くの便利な機能が実装されています。例えば、v22.0.0では、ANSAとMETAの両方に共通のカメラツールが用意されており、高度なカメラ設定を簡単に行うことができます。また、Buttons Managerにより、セッションファイルやセッションコマンドをボタンとしてカスタムツールバーに追加することができます。複数のポインタを持つアノテーションにより、モデルの取り扱いが容易になるなど、様々な機能が追加されています。

 

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Enhancements and known issues resolved in Machine Learning Training & Prediction

Advancements in Machine Learning Training & Prediction

ANSAとKOMVOSでPlotとScalar、2Dと3D結果のMachine Learning TrainingとPredictionを行えますが、Machine Learningエクスペリエンスを新たなレベルに引き上げています。
DV Prediction for New Modelsが実装されたことで、DVベースの予測の用途を拡大し、Design Variableのマイグレーションを伴う類似モデルにも適用できるようになりました。
さらに、バッチモードを用いて既存のSimulation Runから新たなDOE Studyの作成、既存のパラメトリックDOE Study(excel/csvファイル)をインポートし、Machine Learningのオペレーションに利用するデータセットを作成できます。

 

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CAD data translator

CAD-DATAトランスレーターでは下記のCADデータフォーマットをサポートしています。

-CATIA V5 (R7 - V5-6R2021(CATIA V5 R31)) [.CATPart],[.CATProduct]
 Tesselated data [.cgr]

-CATIA V6 (2011x - 2013x)) [.3Dxml]
-3DExperience (2014 - 2020x) [.3Dxml]
-NX (CT based, Unigraphics V11.0 - NX1957,NX CR 1953) [.prt]
-NX (UG Open based, NX9, NX10, NX11, NX12, NX1847, NX1872, NX1899, NX1953) [.prt]
-Parasolid (all - 32) [.xmt_txt],[.xmt_bin],[.x_b],[.x_t]
-Pro/ENGINEER (from WF3 to WF5),
 PTC Creo Parametric 2.0 M140, PTC Creo Parametric 3.0 M020,
 PTC Creo Parametric 3.0 M030, PTC Creo Parametric 3.0 M040,
 PTC Creo Parametric 3.0 M090, PTC Creo Parametric 4.0 F000
 PTC Creo Parametric 5.0 F000 PTC Creo Parametric 6.0 F000 [.prt],[.asm]
 PTC Creo Parametric 7.0 F000 [.prt],[.asm]
-SolidWorks (2007 - 2021) [.sldprt],[.sldasm]
-JT (v8.0 - v10.7) [.jt]
-Inventor (2010 - 2021) [.ipt],[.iam]
-CoreTechnologie [.ctp],[.cta]
-Rhino(up to v6) [.3dm] -ACIS(R27) [.sat]

 

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Recommended GPU (OpenCL Support) requirements

ANSAおよびMETA(v14.x.x以降)をご利用頂くにあたり、下記GPU環境が推奨されます。

 GPU :NVIDIA、AMD
 OpenGL Version:3.3
 GPU memory :1GB
 OpenCL Version:1.2


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Virtual Machine Environment

-Virtual Machine環境でBETA CAE Systems S.A.のソフトウェア(例:ANSA/EPILYSIS/META/CAD data translator)を利用する場合、
 ソフトウェアを起動した本数分のライセンスが必要になります。


 

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株式会社 BETA CAE Systems Japan
〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜2-6-3
T: 045-478-3840 | Email: support@beta-cae.jp | http://www.beta-cae.jp

なお、ダウンロードの際のユーザーアカウント/パスワードは、弊社 Email: sales@beta-cae.jp までお問い合わせください。
恐れ入りますが、ご不明な場合は弊社 Email: sales@beta-cae.jp までお問い合わせください。


Release Announcement BETA CAE Systems suite v22.0.0